箱庭・遊戯療法

箱庭療法や遊戯療法は話すことが苦手で、
カウンセリングで上手に治療できそうにないとき使われる心理療法です。
ここでは箱庭療法と遊戯療法について詳しく紹介します。

箱庭療法とは

箱庭療法とはD・M・カルフが創始した心理療法です。
日本では河合隼雄が1965年に導入して「箱庭療法」と呼ばれるようになりました。
具体的に箱庭療法はどのようなことを行なうのかといいますと、
例えば木箱のなかに青いペンキを塗って砂を入れた箱に、
様々なミニチュア(家具・自動車・家・人形など)を入れて自分の作品を作るというものです。
行なうことはとてもシンプルですが、
心の悩みを抱えている人やそれほどはっきりした悩みではなくても、
もやもやしているのを感じる人などに対して適用されています。

遊戯療法とは

遊戯療法は、言語能力が未発達でカウンセリングをできそうにないような子供等に対して、
遊びをコミュニケーションの手段として用いる治療法です。
自分の考えや感情を言葉で表現することが困難な場合に有効な心理療法で、
個人で行う場合と集団で行う場合があります。
遊戯療法は遊び道具を使いながら、自由に動ける広さと安全性を持つ場所で行われます。
遊戯療法が適用される子供は、自閉症、学習障害、精神遅滞、
分裂病などを抱えている子供などに利用されています。
なお、遊戯療法の遊戯の中身ですが、
具体的にはお絵かき、音楽、お話つくりなどを行なっています。
このような創造的体験を通じて子供と治療者がコミュニケーションを図っていきます。