心理療法とはどのような治療法なのでしょうか?
まずはじめに心理療法とはどのようなものかを理解するために、心理療法の概要について紹介します。
心理療法と精神療法とも呼ばれ、医師や臨床心理士などが患者さんと言葉を交わしながら、
患者さんの心に働きかけて患者の苦痛を取り除いていく治療法です。
心理療法は後に述べますが様々な種類があります。
どれも特徴があって、それを扱う医師やカウンセラーにも得意不得意があります。
そして患者さんによっても、
「あの心理療法は向いていないけど、この心理療法には向いている」
といった向き、不向きがあります。
患者さんに向いている心理療法を選ぶためにも、
医師やカウンセラーとの話し合いは非常に大切になります。
カウンセラーやセラピスト(セラピー)と名乗っていても、
その内容は心理療法とはまったく関係のないことがあります。
例えばアロマセラピーや森林セラピー、教育カウンセリング、
キャリアカウンセラーなど様々なシチュエーションで使われているのが現状です。
日本では心理療法を行なうための国家資格がなく、
臨床心理士や認定カウンセラーも民間資格なのです。
このような現状からカウンセラーやセラピーという名称は、
心理療法でなくても使われるということを覚えておいてください。
心理療法をそれぞれ述べる前に、各心理療法の特徴を大まかに紹介しますので、
心理療法の全体を見ておいてください。
1.認知療法
認知療法は認知のゆがみを治療するのに適した心理療法です。
2.家族療法・精神分析療法
親子の関係で複雑な事情があって、心や行動がコントロールできず、共感の欠如、
自己肯定感の欠如などを抱えているのを治療するのに適しているといわれます。
3.箱庭療法・遊戯療法
話すことが苦手または難しくて、カウンセリングが難しい場合に適しています。
4.行動療法
対人恐怖、社会恐怖、広場恐怖、単一恐怖といった症状を、
なるべく早く改善したいときに適している心理療法です。
5.認知療法
うつ病のために開発された療法です。